井上尚弥、死闘ゴング後の“笑顔の抱擁”に感動の反響「これぞスポーツマンシップ」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のバンタム決勝が7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBA・IBF王者の井上尚弥(大橋)がWBAスーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ち。バンタム級頂上決戦を制し、WBSS優勝を果たした。終了のゴング後は互いに抱擁。感動的なシーンにネット上も反響が巻き起こった。
12回終了のゴングを聞くとドネアと抱擁、ネット感動「これがスポーツだ!」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のバンタム決勝が7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBA・IBF王者の井上尚弥(大橋)がWBAスーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ち。バンタム級頂上決戦を制し、WBSS優勝を果たした。終了のゴング後は互いに抱擁。感動的なシーンにネット上も反響が巻き起こった。
12ラウンドを戦い抜いた2人が取った行動は、自分の勝利を誇示するものではなかった。激闘を繰り広げた最終12回、最後まで互いに手を出し、必死に勝利を目指した。井上は右目をカットして流血、ドネアは11回にダウンを喫していたが、そんなことも関係ない。新旧のバンタム級スターがボクサーとしての誇りを込めた。
すると、終了のゴングが鳴った瞬間だ。どちらからともなく、2人は抱き合った。井上の表情は笑っているように見える。拳を交えた者同士にしかわからない感情を共有した。一度は別れたが、判定を待っている間には井上から相手コーナーに歩み寄り、再び、ドネアと抱擁。互いにリスペクトを示し合っていた。
井上にとっては長年の憧れであり、尊敬する相手。ネット上では「胸がいっぱいになった」「抱擁した姿にも感動」「これがスポーツだ!」「最後の抱擁、たまらん」「…泣けた」「抱擁するふたりが凄くカッコよかった」「抱擁には感動してしまった」「これぞ、スポーツマンシップ」などと感動が広がっていた。
(THE ANSWER編集部)