ドネアのカウンター警戒 井上尚弥陣営、大橋会長はKO決着断言「判定はあり得ない」
井上とドネアが「力を発揮できる距離は全く同じ」
「キャリアとカウンターのタイミング。勝負どころの強さはわかっている。ベテランならでは」と井上(18戦)の倍以上、45戦のキャリアを誇るドネアの経験値を認め、「新鋭はベテランが苦手。ベテランも怖いのは新鋭。お互いに怖い相手」と見ている。
強打者同士のぶつかりあいだが、「距離も同じ」と強調。「ロドリゲスは同じだと思ったけど、ちょっと違った。ドネアが力が発揮できる距離は全く同じ。判定はあり得ないかなという気がする」と前回5月に対戦したエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)よりもかみ合う相手で、KO決着必至だと分析している。
誰もが認める一発を持つもの同士のマッチアップ。前日(5日)の記者会見では井上は「KOでも判定でもどちらに転んでもいい」と話し、ドネアも「どのような結果になるかは予想がつかない」とコメントしていたが、やはりどちらかがキャンバスに沈む決着となるのだろうか。
(THE ANSWER編集部・角野 敬介 / Keisuke Sumino)