メドベは苦悩 激流の女子世代交代をタラソワ氏が憂慮「2年ごと少女去るなら残念」
2年ごとに新世代が台頭も…タラソワ氏「ジェーニャは偉大なスケーター」
「その穴から抜け出すためにすべてのことをしているジェーニャ・メドベージェワを尊敬しています。彼女は様々な酷いことを書く人々と違って偉大なスケーターです」
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
メドベージェワは15-16年シーズンでシニアデビューすると、GPファイナル、欧州選手権、世界選手権と主要タイトルいずれも連覇を達成。2シーズンに渡り、圧倒的な強さを発揮すると、翌シーズンはザギトワに平昌五輪で金メダルを奪われ、昨シーズン以降は不振に喘ぎ、今季もGPシリーズ初戦のスケートカナダは5位に終わった。
17歳のザギトワもシニア1年目に五輪女王となり、2年目の昨季は世界女王となったが、今大会はコストルナヤに敗れ、シニア3年目でGPシリーズ初黒星。今季はシェルバコワ、トルソワ、さらにコストルナヤと4回転を跳ぶ、さらに若いロシアの逸材がシニア1年目で優勝をさらっていることが印象的だ。
10代にして、続々と現れる後輩に主役を取って代わられている女子フィギュア界。そんな現状について、長年、銀盤を見守ってきたタラソワ氏も憂いているようだ。
(THE ANSWER編集部)