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15歳トルソワ、衝撃の世界最高Vに露メディアも驚愕「別次元」「理解を超えている」

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダは26日(日本時間27日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位の15歳アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)がともに世界最高記録を更新する166.52点、合計241.02点で優勝。SP1位の紀平梨花(関大KFSC)を逆転した。3本決めた4回転ジャンプは海外メディアに動画付きで拡散され、大きな反響を集めたが、母国のロシアメディアは「別次元」「歴史的瞬間、理解を超えている」と驚愕している。

アレクサンドラ・トルソワ【写真:Getty Images】
アレクサンドラ・トルソワ【写真:Getty Images】

紀平らを抑えた優勝に驚き「トルソワが4回転ジャンプでカナダを引き裂いた」

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダは26日(日本時間27日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位の15歳アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)がともに世界最高記録を更新する166.52点、合計241.02点で優勝。SP1位の紀平梨花(関大KFSC)を逆転した。3本決めた4回転ジャンプは海外メディアに動画付きで拡散され、大きな反響を集めたが、母国のロシアメディアは「別次元」「歴史的瞬間、理解を超えている」と驚愕している。

「メドベージェワにチャンスはなかった。どのようにしてトルソワが怖がらせたか」と見出しを打って特集したのは「gazeta.ru」だった。記事ではトルソワが4回転3本を決め、メドベージェワがフリーをクリーンに滑ったにも関わらず、優勝争いに割って入れなかった2人の結果を対照的にレポートした。

 ロシア勢の2人に紀平を含めた3人に大会最大の興味が注がれたと紹介。しかし、結果はSP3位で出遅れたトルソワが圧巻の優勝を飾った。「圧巻の演技を見せ、大会の金メダルが誰のもとへ行くかを疑いのないものにした」と称賛。さらに、現在は紀平が武器とする3回転アクセルに習得に挑んでいることも伝えている。

 特集では、紀平の演技を引き合いに出し、日本のエースが冒頭の3回転アクセルはバランスを崩したものの、次の3回転アクセル―2回転トウループで出来栄え点を獲得したと紹介。「しかし、それさえも最終的な結果で彼女に金メダルを期待させることを許さなかった」とし、トルソワが圧倒的なパフォーマンスで逆転した強さを称えた。

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