松山、首位ウッズと“一騎打ち”の3打差2位 残り6Hで逆転なるか「どうにか勝ちたい」
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーで日本初開催のZOZOチャンピオンシップは27日、千葉・アコーディア習志野CC(7041ヤード、パー70)で第3ラウンド(R)と最終Rの一部が行われ、2万2678人の観衆が集まった。通算12アンダーの首位タイで出た米ツアー歴代2位の81勝を誇るタイガー・ウッズ(米国)は、第3Rを6バーディー、2ボギーの66、最終Rを11番まで終えて18アンダー。暫定2位の松山英樹(LEXUS)に3打差の同首位とし、優勝に王手をかけて日没順延となった。
28日は約3000人限定の優勝争い、日没直前に2バーディー「全力を出したい」
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーで日本初開催のZOZOチャンピオンシップは27日、千葉・アコーディア習志野CC(7041ヤード、パー70)で第3ラウンド(R)と最終Rの一部が行われ、2万2678人の観衆が集まった。通算12アンダーの首位タイで出た米ツアー歴代2位の81勝を誇るタイガー・ウッズ(米国)は、第3Rを6バーディー、2ボギーの66、最終Rを11番まで終えて18アンダー。暫定2位の松山英樹(LEXUS)に3打差の同首位とし、優勝に王手をかけて日没順延となった。
松山は第3Rを65、最終Rを12番までに2つ伸ばし15アンダー。憧れのウッズと火花を散らす伸ばし合いだった。第3Rの3番パー3、ピン左約2メートルにつけてバーディー。ウッズの最終組の次に多いギャラリーが集まり、日本のエースとして戦った。4番パー4はピン右から約5メートルを入れてバーディー。最終18番でも1.2メートルにつけて伸ばし、首位のウッズに3打差の2位で食らいついた。
最終Rは2番パー4で約4メートルのバーディーパットを入れた。しかし。4番パー4の第1打を右に曲げて木の根元に置くなどボギーに。11番で取り返すと、12番では日没順延を告げるホーンが鳴った後のプレーで約6メートルのバーディーパットをねじ込んだ。残り6ホールで3打差と逆転の望みを繋ぎ「最後に2つとれてよかった」と振り返った。
3位のイム・ソンジェとゲーリー・ウッドランドは12アンダー。残り少ないホールでかつての絶対王者ウッズに届く希望があるのは、現実的に見ると松山しかいない。ウッズを追う“一騎打ち”の展開だが「上の人があれですよね。3日目(第3R)が終わって単独トップなら、かなりの確率で勝つんですよね」と苦笑い。それでも「どうにか勝ちたいと思う」と逆転を狙う。
初日は1万8536人のギャラリーが集まり、日曜のこの日は2万2678人の観衆が詰めかけた。最終日は4日間通しのチケットなどを持つ人のみが入場でき、約3000人限定の試合となる。「最後の6ホール、頑張ってどうなるか。自分の全力を出したい。(伸ばせるだけ伸ばす意識?)じゃないと勝てない。結果はどうなるかわからないけど、全力を出したい」と気合を入れた。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)