イングランドが王者NZに前半10-0リード 「ハカ」に接近の奇襲→開始1分36秒先制トライ
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は26日、横浜国際総合競技場で準決勝・第1試合を行い、世界ランク1位ニュージーランドと同2位イングランドが激突。前半は試合開始直後にノーホイッスルトライで先制したイングランドが主導権を握り、10-0で折り返した。
1分36秒でのトライ献上はニュージーランドW杯史上最速記録
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は26日、横浜国際総合競技場で準決勝・第1試合を行い、世界ランク1位ニュージーランドと同2位イングランドが激突。前半は試合開始直後にノーホイッスルトライで先制したイングランドが主導権を握り、10-0で折り返した。
イングランドはキックオフ前から“奇襲”を仕掛けた。オールブラックスが恒例のハカの隊形を整えると、イングランド代表チームはこれを取り囲むような大きな「V字」陣形を取って応戦。スタジアムは大きなどよめきに包まれた。イングランドのキックオフで試合開始。ターンオーバーに成功したイングランドは波状攻撃で敵陣に攻め込み、ゴールポスト下のラックからCTBツイランギが飛び込んでトライ。わずか1分36秒でのノーホイッスルトライで先制した。
その後は互いに敵陣へ攻め込むが決定機は掴めず。24分に敵陣へ攻め込んだイングランドが、右サイドライン付近でのラックから左へ展開し、FLアンダーヒルがトライを決めたかに見えたが、TMOの結果、オブストラクションの反則が認められノートライとなった。イングランドは32分にもCTBファレルがハーフウェーライン付近からドロップゴールを狙ったが、わずかに外れた。しかし、前半終了間際にペナルティーゴールに成功し、10-0で前半を折り返した。
ニュージーランドにとって1分36秒でのトライ献上はW杯史上最速。ハーフタイムで立て直し、後半から逆襲を仕掛けたい。
(THE ANSWER編集部)