「野球の日本シリーズの2倍」 日本のラグビー熱に海外驚き、外国勢試合が視聴率16%
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は4強が出揃った。日本の快進撃により、空前のラグビー熱が高まりを見せているが、19日の準々決勝ニュージーランド―アイルランド戦の平均視聴率が16.5%を記録したことについて、アイルランド紙「アイリッシュ・サン」は「国民的スポーツの野球の約2倍だ」と驚いている。
NZ―アイルランドの試合が高視聴率「国民的スポーツ野球の約2倍だ」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は4強が出揃った。日本の快進撃により、空前のラグビー熱が高まりを見せているが、19日の準々決勝ニュージーランド―アイルランド戦の平均視聴率が16.5%を記録したことについて、アイルランド紙「アイリッシュ・サン」は「国民的スポーツの野球の約2倍だ」と驚いている。
記事では、今大会の盛り上がりを振り返る特集として展開。台風19号接近により、1次リーグ3試合が中止になったが「日本を開催国に選んだことは間違いであるとは言い難い。たとえ、この時期に天候による混乱があったとしてもだ」と指摘。その理由として、日本がアイルランド、スコットランドのティア1を下し、決勝トーナメント進出で大会を盛り上げたことを挙げた。
「彼らのノックアウトステージへの道程は国民の心を捉えた」と称賛。その結果、ラグビー熱に火が付き、南アフリカ戦の平均視聴率が46.7%を記録したことに触れた。ただ、凄かったのは日本戦ばかりではない。19日に中継されたアイルランドとニュージーランドが戦った試合は平均視聴率が16.5%だったことに触れた。
「これは同時に行われていた国民的スポーツである野球のプレーオフの約2倍である」と紹介。裏で行われた日本シリーズ開幕戦の8.4%の2倍を記録したことに驚きをもったようだ。ホスト国決定時はラグビー人気が発展途上にあることを不安視する声もあったが、結果的にはそうした意見を一掃するような盛り上がりとなっている。
(THE ANSWER編集部)