松山、3位発進で1万8000人観衆魅了 首位ウッズとV争いも冷静「まぁ別にって感じ」
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーで日本初開催のZOZOチャンピオンシップは24日、千葉・アコーディア習志野CC(7041ヤード、パー70)で開幕した。日本人最多ツアー5勝の松山英樹(LEXUS)は、7バーディー、2ボギーの65で回り、首位と1打差の5アンダーで3位と好発進した。昨年11月のダンロップ・フェニックス以来1年ぶりの日本開催ツアーに出場。13年ぶりに日本でプレーする米ツアー歴代2位の81勝を誇るタイガー・ウッズ(米国)、ゲーリー・ウッドランド(米国)を1打差で追う。
1年ぶり凱旋の松山、初開催の米ツアーの雰囲気に「3年前の日本オープンと同じよう」
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーで日本初開催のZOZOチャンピオンシップは24日、千葉・アコーディア習志野CC(7041ヤード、パー70)で開幕した。日本人最多ツアー5勝の松山英樹(LEXUS)は、7バーディー、2ボギーの65で回り、首位と1打差の5アンダーで3位と好発進した。昨年11月のダンロップ・フェニックス以来1年ぶりの日本開催ツアーに出場。13年ぶりに日本でプレーする米ツアー歴代2位の81勝を誇るタイガー・ウッズ(米国)、ゲーリー・ウッドランド(米国)を1打差で追う。
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スタートの1番パー4でバーディー発進すると、3番パー3でも1つ伸ばす。5、6番でも連続バーディーを奪い、4アンダーで一時単独首位に立った。7番パー3では残り1メートル半を外す3パットでボギーとしたが、10番パー4の第2打をピン手前約50センチにつける。好ショットにファンは拍手喝采だったが、表情一つ変えずに冷静にバーディーを奪った。
15番でも伸ばしたが、17番でボギー。最終18番、大ギャラリーの前でバーディーを奪い、5アンダーで初日を終えた。この日は1万8536人のファンが集結し「ギャラリーの方の力じゃないですかね。名前を呼んでいただけるだけで嬉しかった。こんなにギャラリーが入ることもないし、それだけで嬉しかった。調子は良くなかったけど、たくさんのギャラリーの方々のおかげで伸ばすことができました」と感謝した。
パットの感触について「どうですかね。フィーリングはよくないけど、ぼちぼち入っていて良い感じかな」と話し、ドライバーショットについては「悪くはない。最近では一番いいと思うティーショットが林に1回も入らなかったことが大きい」と振り返った。日本初開催の米ツアーには「日頃、米国でやっているけど、そのままPGAが来たって感じ。凄くやりやすいです」と喜んだ。
米ツアー6勝目に立ちはだかるのは、2006年11月のダンロップ・フェニックス以来4722日ぶりに日本開催ツアー出場となったウッズだ。憧れの存在を追う展開についての心境を問われたが「まぁ、別にって感じですかね」と自分のプレーに集中するつもりのようだ。
「凄くいい位置かと思う。今日ももったいないところはあったので、修正していきたい。明日もこれを続けられるように頑張りたい。(今大会は)3年前の日本オープンと同じような雰囲気。あの時もアダム(スコット)と一緒に回ったし、同じような雰囲気だなと思う」
2016年日本オープンは国内メジャー初優勝で、集まったファンを盛り上げた。あの時、優勝カップを掲げたように凱旋Vを果たせるか。ウッズら世界と戦う姿を届ける。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)