メッシング、悲しみ乗り越え完璧演技 天国へのキスに海外感動「私も泣いてしまった」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ初戦、スケートアメリカは18日(日本時間19日)、男子ショートプログラム(SP)でネイサン・チェン(米国)が102.71点で貫録の首位発進。キーガン・メッシング(カナダ)が96.34点で3位だった。先月、事故死した弟のパクストンさんに対する追悼の舞いにファンは心打たれている。
9月に弟が事故死、メッシングの追悼の演技にファンも胸打たれる
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ初戦、スケートアメリカは18日(日本時間19日)、男子ショートプログラム(SP)でネイサン・チェン(米国)が102.71点で貫録の首位発進。キーガン・メッシング(カナダ)が96.34点で3位だった。先月、事故死した弟のパクストンさんに対する追悼の舞いにファンは心打たれている。
悲しみを乗り越えてリンクに上がったメッシング。黒のウェアを着用し、魂の演技を見せた。冒頭の4回転トウループ―3回転トウループを美しく降りると、トリプルアクセルもきっちり成功。後半の3回転ルッツも美しく決めた。
ノーミスで決めたカナダの27歳は演技を終えると、泣き出しそうな表情になり天を見上げると投げキッス。そして両手を掲げ、観衆に応えた。
メッシングは9月にパクストンさんを亡くしていた。26歳の若さで帰らぬ人となった弟に対しての追悼のスケーティングに海外のファンからもツイッターで「本当に美しい演技だった」「私も泣いてしまった」「感動をありがとう」などと反響の声があがっていた。
(THE ANSWER編集部)