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スポーツくじを通じた新しい応援のカタチを伝えるイベントを開催

日本列島がラグビーフィーバーで盛り上がる中、10月18、19日に、スポーツくじ(toto・BIG)は、東京・二子玉川ライズ・ガレリアで「『エール』is Power スポーツくじがつなぐ、新しい応援のカタチ展。」を開催した。

「エール」is Power 「スポーツくじ」を通じた新しい応援のカタチとは

 日本列島がラグビーフィーバーで盛り上がる中、10月18、19日に、スポーツくじ(toto・BIG)は、東京・二子玉川ライズ・ガレリアで「『エール』is Power スポーツくじがつなぐ、新しい応援のカタチ展。」を開催した。

【特集】日本代表の快進撃を支えた原動力 元代表2人が語る「積み上げ」と「育成」 / 元ラグビー日本代表・菊谷崇氏、立川理道インタビュー(GROWINGへ)

 来年には東京オリンピック・パラリンピックの開催を控えるなど、国際的なスポーツイベントが相次ぐ今、スポーツのあらゆる側面に関心が高まっている。ラグビーワールドカップ2019™日本大会で注目を浴びたのが、日本代表はもちろん、各国代表に対して声援を送ったり、国歌斉唱に参加したりと、敵味方問わず応援する姿だ。このような応援の後押しもあり、大会が盛り上がる中、二子玉川で開催されたイベントでは、もう一つ、身近にある「応援」のカタチを紹介。それがtoto・BIGでおなじみ「スポーツくじ」の助成を通じた「応援」だ。「スポーツくじ」の収益の一部は、選手や指導者の育成、グラウンドの芝生化、地域スポーツ施設の設備など、日本のスポーツを育てる支援に使われている。両日ともに家族連れを中心に賑わった会場では、アトラクションやステージイベントを通じて、子どもから大人まで分かりやすく、「スポーツくじ」の購入から始まる「応援」のカタチを伝えた。

4つのアトラクションを通じて新しい「応援」のカタチを体感 ステージではパフォーマンスも

 スタンプラリー方式で回る4つのアトラクションは、まず「デジタルエールマシン」からスタート。メガホンに向かって大きな声でエールを送ると、画面の中のランナーが走り出す。ゴールしたランナーが何色のメダルを獲得するかは、声援の大きさ次第だ。エールを送った証として手にしたコインを持って向かうのが、2つ目のアトラクション「エールガチャガチャ」。コインを入れて出てきたカプセルは「スポーツくじを買う」という「エール」がスポーツのための「財源」になった証となり、このカプセルを3つ目のアトラクション「エールピンボール」で転がすと、その先には「スポーツくじ」の助成のメニューが。カプセルが落ちたメニューに助成されたことを疑似体験できる。そして、4つ目のアトラクション「エールランニング」では、ヘッドホンをつけて応援の声を聞きながらコースを走り、実際にアスリート達が試合中に感じる声援のパワーを体験。4つのアトラクションを通じて、スポーツくじの購入で手軽に参加できる応援のカタチを伝えた。

 偶然通りかかってイベントに参加した20代夫婦は「『スポーツくじ』がこういうカタチで日本のスポーツを支えているなんて知りませんでした。こういう応援の仕方もあるんですね」と驚いた様子。「デジタルエールマシン」に大きなエールを送る孫を見守った60代夫婦は「100円の購入から日本のスポーツをサポートできるのは興味深いですね。孫にはぜひ、スポーツをしてもらいたいと思うので」と話し、「スポーツくじ」から始まる支援のつながりに関心を寄せた。

 2日目の19日には、「エール」を送るステージパフォーマンスが行われた。まずは中央大学ソングリーディング部「Garnet Girls」が、元気ハツラツかつ華麗なダンスでエールを送ると、続いて東京大学運動会応援部が、昭和23年の創部から続く伝統の学生服姿で登場。六大学野球などでおなじみ「ビクトリーマーチ」で大声援のパフォーマンスを披露し、100人を超える観客に「応援」が持つパワーを伝えた。

元ラグビー日本代表・菊谷氏と立川選手が伝える「応援」の大切さ

 続いて、元ラグビー日本代表主将の菊谷崇氏と、トップリーグのクボタスピアーズで活躍する立川理道選手によるトークショーを開催。2015年ワールドカップで「ブライトンの奇跡」と呼ばれる南アフリカ戦での大勝利にも先発出場していた立川選手は「このときは海外の方が日本のジャージを着て応援してくれました。ラグビーは80分間を全力でプレーするスポーツ。最後の10分くらいはスタンドからの大きな声援があるから動けている」と、いかに選手にとって「応援」がパワーとなるのかを明かした。

 2011年ワールドカップでは主将として日本を率い、引退後の現在は高校日本代表のコーチを務める菊谷氏は、日本ラグビーをさらに進化させるためにも育成の重要性を力説。次世代のタレントを発掘・育成する「TIDキャンプ」などにスポーツくじの助成金が役立っていることに触れながら、「キャンプに呼ぶ選手の数も増えるし、キャンプの開催回数も増える。2023年に開催される次のワールドカップに向けた選手の育成をする中で、いろいろな選手に日の目が当てられます。ラグビーの未来が明るくなります」と笑顔を見せた。

 2日間を盛況で終えた「『エール』is Power スポーツくじがつなぐ、新しい応援のカタチ展。」。スポーツくじの購入からはじまる新しい応援のカタチを、幅広い年齢層の人々が体験し、理解するまたとない機会となった。

(THE ANSWER編集部)