これぞNBA! 日本開催に“代表戦超え”2万人集結 MVP男も驚嘆「エネルギーくれた」
米プロバスケットボール(NBA)のプレシーズンゲームが8日、さいたまスーパーアリーナで行われ、昨季王者のトロント・ラプターズがヒューストン・ロケッツを134-129で下した。NBAの日本開催は16年ぶり13試合目。集まった2万348人の観衆が熱狂した。10日にも同会場で両チームが対戦する。
NBAが16年ぶり日本開催
米プロバスケットボール(NBA)のプレシーズンゲームが8日、さいたまスーパーアリーナで行われ、昨季王者のトロント・ラプターズがヒューストン・ロケッツを134-129で下した。NBAの日本開催は16年ぶり13試合目。集まった2万348人の観衆が熱狂した。10日にも同会場で両チームが対戦する。
8月に同会場で行われた日本代表とチュニジア代表の強化試合では、ウィザーズ・八村塁、グリズリーズの渡邊雄太らの注目度が高く、日本代表戦としては史上最多1万8377人の観衆が集まった。しかし、今回のNBAはプレシーズンゲームにも関わらず、2万348人が集結。世界最高峰のプレーに日本のファンが釘付けとなった。
試合を終えた選手も日本の熱気に驚いた様子だった。ロケッツの17-18年シーズンMVPのジェームズ・ハーデンは「雰囲気はとても素晴らしかったね。NBAのバスケットを見てもらえるいい機会。試合中、本当にエネルギーをくれたので、僕たちもショーを見せたかった。また戻ってくる機会があればいいね」と笑顔。27分16秒の出場で34得点を奪い、7アシストをマーク。日本のファンを沸かせ続けた。
ラプターズのニック・ナースHCは「互いにオフェンス重視でファンにとってエンターテインメント性の高い試合になったと思う。世界中にファンがいると実感する」とコメント。ロケッツの16-17年シーズンMVPで今季新加入のラッセル・ウェストブルックは、日本の子供たちへのメッセージを求められ「世界中の若い人たちもそう。NBAに出るだけではなく、さらに自分を高めるために努力することが大事。日本の人たちには本当に今日来てくれてありがとうと伝えたい」と語った。
シーズン開幕戦は、ラプターズがドラフト全体1巡目指名を受けたザイオン・ウィリアムソンを擁するニューオーリンズ・ペリカンズと22日(日本時間23日)に激突。ロケッツは24日(同25日)にミルウォーキー・バックスと対戦する。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)