ボルト、引退1年前から衰えを意識!? 「直線に入っても体が反応しなかった」
五輪公式サイトも言及「フィニッシュラインに近づくほど苦しげな表情だった」
「俺は年を取っていくし、老化もしていく。個人的には今大会が俺にとって最後の200メートルだと思うが、コーチはまだやろうというかもしれないけどね。直線に入っても体が反応せず、その時は幸せじゃなかったよ」
実際、同サイトも「ボルトにしては珍しく、最後まで全力を尽くさなければならなかったし、フィニッシュラインに近づくほど苦しげな表情を浮かべていた」とも記している。
「俺はグレイテストのうちの1人になりたい…、モハメド・アリとペレの間くらいのね」とボクシング界とサッカー界のレジェンドを引き合いに出して語ったボルトだが、1年前からすでにキャリアの幕の引き方を念頭に置いていたのかもしれない。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer