プロ転向の神野大地は17位完敗 果敢レースに言い訳せず「心残りは特にない」
異例のプロ転向、短距離コーチとタッグ「やってきた成果は発揮できた」
異例の挑戦で大舞台を目指してきた。昨年春に長距離選手としては珍しいプロ転向。ケニアに渡って武者修行を積みながら、今年はプロスプリントコーチの伊藤友広氏、秋本真吾氏とタッグを組み、フォーム改造に着手。「新・チーム神野」として、かつてない試みで進化を求め、走り続けてきた。
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「やってきた成果はそれなりに発揮できたと思っている。まだまだ自分より前でゴールした選手との差があったというところで、自分自身の力をいったん受け入れ、これからもチャンスある限り、上を目指していきたい」と前を向いた。
東京五輪の道は対象レースで日本新記録(2時間5分49秒)を出すことが求められる。「自分の力で5分49秒はかなり厳しいハードルだと思うけど……」と言いながら、言葉を続けた。
「チャンスがある限り、そこを目指していきたい。東京五輪を目指して、人生をかけてこれまでやってきているので、今までやってきたことを無駄にしないようにこれからも上を目指していきたい」。最後まで、その視線はしっかりと前を向いていた。
(THE ANSWER編集部)