プロ転向の神野大地は17位完敗 果敢レースに言い訳せず「心残りは特にない」
マラソングランドチャンピオンシップ(MGC・明治神宮外苑発着)が15日に行われ、30人が出場した男子は中村匠吾(富士通)が2時間11分28秒で1位となり、2位の服部勇馬(トヨタ自動車)とともに内定。プロ転向し、東京五輪を目指してきた「山の神」神野大地(セルソース)は2時間17分40秒で17位に終わった。
「山の神」が背水のプロ転向も…厳しい現実「自分自身の力を受け入れる」
マラソングランドチャンピオンシップ(MGC・明治神宮外苑発着)が15日に行われ、30人が出場した男子は中村匠吾(富士通)が2時間11分28秒で1位となり、2位の服部勇馬(トヨタ自動車)とともに内定。プロ転向し、東京五輪を目指してきた「山の神」神野大地(セルソース)は2時間17分40秒で17位に終わった。
人生をかけた挑戦は、ほろ苦い結果に終わった。2時間17分40秒で17位。上位2人とは6分以上離され、ゴールにやってきた。「今日までやるべきこと、努力を積み重ねてきた。力を出し切れなかったわけじゃないと思っている。力を出し切った結果だと思う」。現実を受け入れ、言い訳はしなかった。
レースは設楽悠太(ホンダ)が独走する展開。2位集団につけた神野は12キロ過ぎから集団を飛び出し、揺さぶった。「人数も多かったので、自分自身も本当に余裕があっていけるなと思って行った。少し人数を絞ることもできた」。しかし、手応えとは裏腹に17キロ付近で失速し、2位集団とも離された。
「自分の仕掛けが失敗だったとは思っていない。ああいう挑戦をして、こういう結果だと思う。心残りは特にない。今日やり切った結果です」とさばさばとした表情で振り返った。