紀平梨花、メドベを抑えた貫禄224点超V 海外メディアも称賛「壮大なフリーだ」
フィギュアスケートのオータムクラシックは13日(日本時間14日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の紀平梨花(関大KFSC)がフリーも1位となる145.98点をマークし、合計224.16点で今季初戦を優勝で飾った。平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)に7点近い差をつけて快勝。海外メディアは冒頭の3回転アクセルを動画付きで公開し、「壮大なフリースケーティング」と称賛している。
今季初陣V、海外メディアも続々報道「今季を引っ張っていく女子の一人に」
フィギュアスケートのオータムクラシックは13日(日本時間14日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の紀平梨花(関大KFSC)がフリーも1位となる145.98点をマークし、合計224.16点で今季初戦を優勝で飾った。平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)に7点近い差をつけて快勝。海外メディアは冒頭の3回転アクセルを動画付きで公開し、「壮大なフリースケーティング」と称賛している。
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日本の17歳が、貫禄を示した。冒頭の3回転アクセル―2回転ループを綺麗に着氷。続く3回転アクセルは回転不足を取られたが、果敢に攻めた。後半も3回転の連続ジャンプを決めるなど、高難度の演技を披露。滑り終えると右手を挙げて手を叩き、うれしさをのぞかせた。得点は合計224.16点。まだ伸びしろも残しながら、上々の今季初陣となった。
IOC運営の五輪専門メディア「オリンピックチャンネル」公式ツイッターは冒頭で決めた圧巻の3回転アクセル―2回転ループを動画付きで公開。さらに、公式サイトでも「リカ・キヒラがオータムクラシックインターナショナルで優勝」と見出しを打って特集。「女子フリーでキヒラがメドベージェワを上回り19-20年シーズンのデビュー戦を勝利で飾った」とレポートした。
記事では、習得に取り組んできた4回転サルコーは温存したと紹介した上で「壮大なフリースケーティング」と表現。「昨年のGPファイナル覇者は2つのトリプルアクセルを決めた。キヒラはオータムクラシックの勝利で今シーズンを引っ張っていく女子の一人になることを見せた」と今季も女子の主役を張る存在であると評した。
また、米スポーツ専門局「NBCスポーツ」も「リカ・キヒラがメドベージェワの2年ぶり優勝を阻む」とレポートするなど、初戦から注目を浴びた。今季は平昌五輪女王アリーナ・ザギトワに加え、アレクサンドラ・トルソワ、アンナ・シェルバコワら、ロシアのジュニア勢が続々とシニアデビュー。一層、激しい争いが繰り広げられることが予想されるが、主役の座は譲らない。
(THE ANSWER編集部)