仏代表戦の衝撃Wミスに波紋 アルバニアにアンドラ国歌流し「アルメニア」と間違い謝罪
海外サッカーの欧州選手権予選フランス代表―アルバニア代表で前代未聞のハプニングが起きた。フランスの本拠地で行われた試合前のアルバニアの国歌斉唱でアンドラの国歌が流され、挙げ句、「アルメニアのサポーター」と言い間違えて場内アナウンスで謝罪した。選手も困惑した実際のシーンが動画で拡散され、海外メディアは「なんというお粗末!」と辛辣な声を上げている。
EURO予選でまさかの珍事が海外、動画拡散…海外メディア「なんというお粗末!」
海外サッカーの欧州選手権予選フランス代表―アルバニア代表で前代未聞のハプニングが起きた。フランスの本拠地で行われた試合前のアルバニアの国歌斉唱でアンドラの国歌が流され、挙げ句、「アルメニアのサポーター」と言い間違えて場内アナウンスで謝罪した。選手も困惑した実際のシーンが動画で拡散され、海外メディアは「なんというお粗末!」と辛辣な声を上げている。
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前代未聞のシーンだった。試合前の国歌斉唱。厳粛な空気が覆い、アルバニアの選手たちは引き締まった表情で互いに肩を組んだ。高らかなトランペットの音が流れ、曲が流れる。しかし、だ。選手たちは歌い始めない。それどころか、互いに顔を見合わせる者、眉間にしわを寄せる者、反応は様々だが、誰一人として口を開かない。
それもそのはず、流れた国歌はアルバニアのものではなかったのだ。複数の海外メディアによると、これはアンドラの国歌のもの。場内には1分間すべて音楽が流され、アルバニアのサポーターからは大ブーイングが起きた。しかも、ダメ押ししたのはその後。間違いに気づいた場内アナウンスで「アルメニアのサポーターの皆さん」と最初に言い間違え、謝罪したのだ。
まさかのダブルミスとなった動画は瞬く間に海外で拡散され、海外メディアも続々特集している。スペイン紙「マルカ」英字版は「アルバニア、フランス戦で国歌演奏の混乱でキックオフ拒否」と特集。「国歌演奏が混乱」とし、アルバニア側は正しい国歌が流れるまでキックオフを拒否し、試合開始が遅れたことを伝えている。