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“史上最強”日本の世界一との距離は? 渡邊雄太、米国戦へ「今、大事なのは…」

バスケットボールのワールドカップ(W杯・DAZNで生配信)で1次リーグ敗退が決定している世界ランク48位の日本は4日、同1位・米国との第3戦(上海・東方体育中心)に向けて、試合会場で練習した。約1時間半のうち後半の20分を報道陣に公開。2戦2敗で悔しさを露わにしてきた渡邊雄太(グリズリーズ)らが、シュート練習などで汗を流した。

試合会場で練習後、取材に応じた渡邊雄太【写真:浜田洋平】
試合会場で練習後、取材に応じた渡邊雄太【写真:浜田洋平】

1次L最終戦、2連敗で敗退決定もNBA軍団に挑戦「落ち込んでいる暇もない」

 バスケットボールのワールドカップ(W杯・DAZNで生配信)で1次リーグ敗退が決定している世界ランク48位の日本は4日、同1位・米国との第3戦(上海・東方体育中心)に向けて、試合会場で練習した。約1時間半のうち後半の20分を報道陣に公開。2戦2敗で悔しさを露わにしてきた渡邊雄太(グリズリーズ)らが、シュート練習などで汗を流した。

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 八村塁(ウィザーズ)を中心に2次リーグ進出を目指したが、トルコ、チェコの欧州勢に連敗し2次リーグ進出を逃した日本。渡邊はエースをサポートするため、攻守にわたって献身的に動いてきた。相手は世界最強の米国だ。順位決定戦に回ることが決まっていても、渡邊の闘志が消えることはない。

「落ち込んでいる暇もないので、明日の米国戦に向けて集中して(練習を)やれたと思う。明日は相手がどうのこうのいうよりも、自分たちのできる最高の力を出すということが一番大事。米国が相手という中でいろいろ注目も集めると思うけど、今大事なのは自分たちのバスケットをすること。相手にとらわれず、自分たちのやるべきことをやっていかないといけない」

 グリズリーズとツーウェー契約を結んだ昨季。日本人2人目のNBAプレーヤーとなり、世界レベルを肌で体感した。だからこそ、今回の相手がどれほどの強さがあるかわかっている。米国は全員が世界最高峰でプレーするNBA軍団。スター選手が次々と辞退した若手の多いメンバー構成とはいえ、3連覇で単独最多6度目の優勝を狙う実力は間違いなく本物だ。渡邊はフィジカルコンタクトで消耗したチェコ戦を踏まえ、スローガンである「日本一丸」を誓った。

「ディフェンスでも厳しくプレッシャーを掛けられている部分もある中で、昨日(3日のチェコ戦)も前半はいい形で入ることもできた。後半に離されたけど、勝負できている部分もあったので、その時間を40分にすることが今後大事になる。集中力とか、競争心とか、メンタル的にも体力的にも40分間継続して、コートに出ている5人、ベンチから出る全員の選手が全力を尽くさないといけない」

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