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日本が1次L敗退 2戦175失点、課題の守備に世界と差 ラマス監督「オフェンスは限界」

バスケットボールのワールドカップ(W杯・DAZNで生配信)に出場している世界ランク48位の日本は3日、同24位・チェコとの第2戦(上海・東方体育中心)を行い、76-89で2連敗となった。日本はW杯で欧州勢に9戦全敗。今大会2戦合計175失点と課題だったディフェンスの脆さを露呈し、その後に行われた米国―トルコ戦の結果、1次リーグ敗退が事実上決定した。

先発出場した八村塁【写真:Getty Images】
先発出場した八村塁【写真:Getty Images】

敗退が事実上決定、八村&監督「89失点は多すぎ」

 バスケットボールのワールドカップ(W杯・DAZNで生配信)に出場している世界ランク48位の日本は3日、同24位・チェコとの第2戦(上海・東方体育中心)を行い、76-89で2連敗となった。日本はW杯で欧州勢に9戦全敗。今大会2戦合計175失点と課題だったディフェンスの脆さを露呈し、その後に行われた米国―トルコ戦の結果、1次リーグ敗退が事実上決定した。

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 1日のトルコ戦で徹底マークを受けた八村塁(ウィザーズ)は先発出場し、21得点と奮闘。しかし、世界の壁は高かった。日本のフリオ・ラマス監督は敗北を振り返った。

「勝つには至りませんでした。勝つチャンスはたくさんあったと思います。今日のオフェンスは良かったですが、さらにチャンスを作るためにも改善すべき点はあります。W杯で勝つにはもっとディフェンスを向上しなければならない。1勝でも挙げるためには、89点の失点は多すぎですし、そこは抑えなければならないです」

 日本の先発は八村のほか、NBAグリズリーズの渡邊雄太、ファジーカス・ニック、馬場雄大、そしてPGに身長192センチの田中大貴が抜擢された。序盤は体を張ったディフェンスで気持ちの強さを見せた日本だったが、リバウンドでは217センチのCオンドレイ・バルビンを中心とするチェコに対して優位に立てない場面が目立った。

 リバウンド総数は26-44と圧倒されたトルコ戦から、34-35と善戦。しかし、3ポイントシュートの成功本数は日本の4に対し、チェコは11と失点に繋がった。3ポイントへの対策は強化試合から日本の課題として挙げられていた。指揮官は失点の多さを悔やむ。

「今のタレント能力を考えると、得点は76点が限界に近い。世界でこれだけ獲れたのは評価できるところだが、まだまだ成長しないと。オフェンスは限界に近いところにいる。ディフェンスは、まだまだ改善の余地がある。3ポイントは改善しないといけない」

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