日本男子フィギュアに明るい光 15歳・佐藤駿がJGP初出場V、日本勢は2週連続制覇
フィギュアスケートのジュニア・グランプリ(GP)シリーズ第2戦・米国大会は30日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の15歳・佐藤駿(埼玉栄高)がフリーでもトップの137.93点をマーク。合計217.12点で優勝した。第1戦・フランス大会の鍵山優真(星槎国際高横浜)に続き、日本勢2週連続Vとなった。
合計217.12点で優勝、第1戦の鍵山優真に続く日本勢V
フィギュアスケートのジュニア・グランプリ(GP)シリーズ第2戦・米国大会は30日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の15歳・佐藤駿(埼玉栄高)がフリーでもトップの137.93点をマーク。合計217.12点で優勝した。第1戦・フランス大会の鍵山優真(星槎国際高横浜)に続き、日本勢2週連続Vとなった。
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日本男子フィギュアに明るい光だ。佐藤は冒頭の4回転サルコーでバランスを崩し、4回転トウループ―3回転トウループで手をついたが、冷静だった。続く4回転トウループを綺麗に決め、波に乗った。後半の3回転アクセル、3回転ループも必死にこらえ、最後の3回転ルッツこそ転倒したが、ジュニアGPデビュー戦で堂々の演技を見せた。
大きな歓声を受けても表情を変えることはなかったが、137.93点が表示されると、少しだけ安堵の笑みをこぼした。先週のジュニアGPシリーズ第1戦フランス大会は鍵山が優勝。2位に34点差をつける圧勝で開幕戦を飾っていたが、佐藤もこれに続いた形だ。羽生結弦、宇野昌磨に続く、新世代の逸材台頭が待たれる日本男子フィギュア。明るい希望が続々と芽吹きつつある。
(THE ANSWER編集部)