八村塁、白鵬の「八村君、頼むよ」が“金星”演出 「今までにない重圧を…」と苦笑い
両横綱はスタンディングオベーションで拍手を送る
試合では、世界ランク22位の格上から“金星”を獲得。勝利直後、1万8355人の観衆とともに両横綱はスタンディングオベーションで拍手を送った。見事エールに応えた八村は、試合をこう振り返った。
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「勝ったけど、リバウンドで負けている。それで勝ったのはいいっちゃいいけど、そこをしっかり修正すれば僕らがどれだけ強くなれるかわかった。リバウンドで負けたので世界大会に向けて、短い間ですけど、チームでしっかりやりたい」
会見で同席した篠山竜青、渡邊雄太は、「ドイツは100%ではない」と口をそろえた。勝利したとはいえ、本番ではなく親善試合という見方。それでも八村の意見は違った。
「2人はドイツがどれだけ本気を出したかわからないと言っているけど、僕からしたら、僕らも100%を出したかというとそうじゃないと思う。修正することもあるけど、勝ちは勝ちですし、あっちも日本なんかに絶対に負けたくないという気持ちで来ている。僕らが勝ったことは大きいことですし、自信にしたい。世界との差としては、リバウンドでここ何試合かずっと負けているので、これから短い期間で修正していきたい」
25日のチュニジア戦が最後の強化試合(さいたまスーパーアリーナ)。W杯1次リーグでは9月1日にトルコ、3日にチェコ、5日に米国と対戦する。勝って大きな自信を得たとともに、兜の緒を締めて前を向いた。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)