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井上尚弥最強論に待った!? ドネアに負傷敗戦の元王者が持論「自分とは戦ってない」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝は11月7日にさいたまスーパーアリーナでの開催が正式決定した。WBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)は5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と頂点を争う。

井上尚弥【写真:Getty Images】
井上尚弥【写真:Getty Images】

ドネア戦で途中棄権、虎視眈々と返り咲きを狙うバーネットの主張は?

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝は11月7日にさいたまスーパーアリーナでの開催が正式決定した。WBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)は5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と頂点を争う。昨年のWBSS初戦のドネア戦で腰を痛めて途中棄権した元WBAスーパー王者のライアン・バーネット(英国)は「自分なら倒せる。イノウエの弱点をさらけ出せるものを持っている」と豪語している。英ボクシング専門メディア「iFL TV」が報じている。

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 WBSSバンタム級大会で優勝候補の一角として第1シードでの参戦となったバーネット。昨年11月3日の初戦ドネア戦では勝利の本命と目されながらも、試合中に腰痛を発症。4回終了時点で不運なTKO負けを喫していた。

 5月17日に1階級上のWBCインター・スーパーバンタム級タイトルマッチで復帰戦を飾った元スーパー王者。決勝に対してはこう話しているという。

「(WBSS決勝は)118ポンド(約53.5キロ=バンタム級のリミット)のキングと言うことができるが、自分とは戦っていない。自分が怪我をしてしまったからね。ドネアを倒せたことは間違いない。確実だ。自分がファイナルにたどり着いただろう。優勝できた自信もある。自分は現状を受け入れるしかない。決勝がどうなるか見てみたい」

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