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再生210万超! 史上初野手セーブの“85キロ超魔球”に米衝撃「残り試合守護神やれ」

米大リーグで歴史的セーブが記録された。延長16回、6時間超えの死闘で外野手が登板し、史上初めて野手がセーブをマーク。しかも、最遅53マイル(約85.3キロ)の超遅球で打者3人で完璧に封じた。実際のシーンを米メディアが動画付きで公開すると再生回数は210万回を突破。「これは本当に凄い」「強烈」「残りシーズン、クローザーやるべき」と米ファンも度肝を抜かれている。

歴史的なセーブを挙げたスティーブ・ウィルカーソン【写真:Getty Images】
歴史的なセーブを挙げたスティーブ・ウィルカーソン【写真:Getty Images】

オ軍中堅手ウィルカーソンが珍記録で話題、1球も60マイル届かず14球で1回完全

 米大リーグで歴史的セーブが記録された。延長16回、6時間超えの死闘で外野手が登板し、史上初めて野手がセーブをマーク。しかも、最遅53マイル(約85.3キロ)の超遅球で打者3人で完璧に封じた。実際のシーンを米メディアが動画付きで公開すると再生回数は210万回を突破。「これは本当に凄い」「強烈」「残りシーズン、クローザーやるべき」と米ファンも度肝を抜かれている。

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 18.44メートルの間に緩やかな弧が描かれた。歴史的セーブをマークしたのは、オリオールズのスティーブ・ウィルカーソン外野手だ。25日(日本時間26日)のエンゼルス戦は延長にもつれ込む死闘。16回にようやく勝ち越すと、すでに9投手を起用していたオリオールズがマウンドに送ったのは、中堅を守っていたウィルカーソンだった。

 異様な空気の中、初球に投じたのは54.4マイル(約87.5キロ)。MLB公式サイトがチェンジアップと表示した超遅球を次々と投じ、思いのほか、コントロール良くストライクを稼ぐ。カウント2-2から打者が捉えに行くもタイミングを外されてファウルに。直後に中飛に打ち取ると、続く打者も遊ゴロ、中飛と14球で抑え、なんと1イニングパーフェクトで抑えてしまったのだ。

 セーブが正式な記録になった1969年以降、大リーグで野手がセーブを挙げたのは初めてという。53マイル~56マイル(約90.1キロ)まで歴史的快挙を演出した“魔球”を米スポーツ専門局は「スティーブ・ウィルカーソンが野手として史上初のセーブを記録。全14球のうち60マイル(約96.6キロ)より速い球は一つもなかった」と題し、動画付きで公開した。

「あのスクリューボールはえぐい」
「ドジャースは、この男と契約すべき」
「これは本当に凄い」
「強烈」
「残りのシーズン、彼がクローザーをやるべき」
「これはクレイジー」
「ウェイド・デービス、チャップマンよりいいね」
「オリオールズの投手陣の誰よりもいいピッチング」

 コメント欄では大盛り上がりとなり、再生回数は210万超え。目の当たりにした米ファンも感嘆の声を漏らすしかなかった。

(THE ANSWER編集部)

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