問題児ネリ、「パヤノは面倒なファイターだった」と敬意も… 最後はプラン通り強調
「攻略するために、彼のスタイルに対応しなければならなかった」
「彼(パヤノ)は初め、非常に面倒なファイターだった。彼はベテランだ。どう攻略するか見定めるため、彼のスタイルに対応しなければならなかった」
序盤パヤノの手数に苦しんでいたのは、相手のスタイルへの対応に時間がかかったことだったという。
その上で、フィニッシュシーンについては「5、6ラウンド目には主導権を握り始めた。そしてボディへの強烈なレフトフックだ。ボディが空いたのを見て、左フックを放った。それで終わりだ」と振り返っている。
すでに指名挑戦権を手にしているネリはこの勝利で、WBC世界バンタム級正規王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)と暫定王者・井上拓真(大橋)の統一戦の勝者との激突が確実に。今後のバンタム級戦線におけるカギを握る存在になるかもしれない。
(THE ANSWER編集部)