「芸術ではなく催眠術」 全英OP初日、松山の正確無比なショットに英紙も脱帽
英紙も高評価「狙った地点へロケットのように突き進むボールを規則正しく送り込む」
「対照的に、マツヤマは日本人カメラマンや記者の巨大キャラバンとともにプレーしていた。バブルの中においても、思慮深く、強固な意思力を持つ性格だった。彼のスイングはかつてのジム・フューリクぐらい多くの注目を集めている」
記事では、2003年の全米オープン覇者で、2016年8月のトラベラーズ選手権で1ラウンド最少ストローク「58」を達成したアメリカの名手と松山の注目度を比較している。
そして、目の肥えたギャラリーの視線を幻惑させる松山のショットの秘めたるパワーと正確無比ぶりも高く評価している。
「彼の旋回運動にどんなパワーが込められているのかはミステリーだ。(テークバックで)クラブが頂点に達すると、観衆とともにいったん静止する。そこから流麗なダウンスイングで一撃を炸裂させる。狙った地点へロケットのように突き進むボールを規則正しく送り込む。これは芸術ではない。催眠術だ」
記事によれば、観衆は松山の繰り出すショットに魅了されていたという。
日本人初のメジャー制覇が懸かる松山は首位と3打差と好位置につけ、虎視眈々と頂点の座を狙っている。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer