[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

村田諒太、「いい9か月間だった」と言い切るために… 王座奪還で再起への道“完成”

ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチ(7月12日、エディオンアリーナ大阪)などの公式会見が10日、大阪市内のホテルで行われ、前王者・村田諒太(帝拳)が関西に凱旋した。奈良出身の村田にとって関西での試合は、プロ4戦目の2014年5月に島津アリーナ京都で行われた、ヘスス・ネリオ(メキシコ)との10回戦で6回KO勝ちして以来となる。

公式会見に参加した村田諒太【写真:浜田洋平】
公式会見に参加した村田諒太【写真:浜田洋平】

不可解判定で敗れた世界初挑戦時のルイス・パボン氏がレフェリーを担当

 ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチ(7月12日、エディオンアリーナ大阪)などの公式会見が10日、大阪市内のホテルで行われ、前王者・村田諒太(帝拳)が関西に凱旋した。奈良出身の村田にとって関西での試合は、プロ4戦目の2014年5月に島津アリーナ京都で行われた、ヘスス・ネリオ(メキシコ)との10回戦で6回KO勝ちして以来となる。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 昨年10月に米ラスベガスで対戦し、王者としてV2戦に臨んだ村田は挑戦者ブラントに大差判定負けで王座陥落。約9か月ぶりの再戦を裁くレフェリーは、ルイス・パボン氏(プエルトリコ)となった。

 パボン氏は村田が世界初挑戦した2017年5月のアッサン・エンダム(フランス)戦を裁いたレフェリー。この試合では、村田が有効打の数などで上回ったという見方が多かったものの、結果は1-2の判定負け。「不可解判定」の騒動となり、ジャッジ2者が資格停止処分を受ける事態に。結局、10月に再戦が組まれ、村田が王座奪取を果たした。

 あくまで勝敗を決めるために採点するのはジャッジであり、レフェリーではない。それでも、村田にとっては“不吉”な人物が大一番のリングに上がる。「僕もちょっとそれは気になりました」と心境を吐露しつつ「逆に言うと、1回そういうのがあったから、注意とかも受けているだろうし、逆に安心なんじゃないですか」と信頼を寄せた。

 ブラントは会見で「村田選手と再戦になるが、エンダム戦は2つとも見た。(村田は)第2戦でKOを狙うアグレッシブな動きも見られたし、そういう変化が私との試合でも見られると思う。私がKOされることはないが、どのような展開になっても私が勝ちたい」と不敵に笑った。

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集