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2冠に王手のサニブラウン、決勝で夢の日本記録更新へ「ちゃんとやれば出るのかな」

世界選手権(9月27日開幕・ドーハ)の代表選考を兼ねた陸上の日本選手権は29日、福岡・博多の森陸上競技場で男子200メートル予選が行われ、100メートル日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(フロリダ大)が準決勝3組に登場。2017年大会覇者は、20秒84(向かい風1.8メートル)の3組1位(全体2位)で決勝に進出した。

200m予選で全体2位で決勝進出を決めたサニブラウン【写真:Getty Images】
200m予選で全体2位で決勝進出を決めたサニブラウン【写真:Getty Images】

向かい風1.8mのコンディションで余裕たっぷりに20秒84、高まる記録への期待

 世界選手権(9月27日開幕・ドーハ)の代表選考を兼ねた陸上の日本選手権は29日、福岡・博多の森陸上競技場で男子200メートル予選が行われ、100メートル日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(フロリダ大)が準決勝3組に登場。2017年大会覇者は、20秒84(向かい風1.8メートル)の3組1位(全体2位)で決勝に進出した。

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 悪コンディションも関係なし。雨に加えて、強い向かい風を切り裂いた。前半からリードを奪い、最後は余力たっぷりに流してゴール。それでも20秒84は全体2位での決勝進出。30日の決勝に大きな期待を抱かせる快走だった。

 レース後には「明日へ向けてまぁまぁいい刺激になったのかなという感じ。カーブを気持ちよく出て直線は腕をしっかり振ってゴールするという感じ。気持ちよく走れたので、今日はよかった」とうなずき、さらに決勝へ向けては「明日は前半からしっかりいって、カーブでてからももう一回いって、最後50もまとめてこられたらと思っています」とレースへのイメージを高めていた。

 100メートルとの2冠はもちろん、20秒03の日本記録更新、夢の19秒台への期待も高まる中で、「決勝はもっと早いタイムで。(記録は)ちゃんとやることやれば出るのかなという感じです」と自然体で意気込んだ。

(THE ANSWER編集部)

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