パッキャオ、前座ネリ戦も…「7.20」ラスベガス4試合は薬物検査せず「理由は不透明」
ネリは山中戦で薬物検査で陽性になった過去も…
VADAはボクシング界のメガファイトで薬物検査を行ってきた。元世界ヘビー級3団体統一王者のアンソニー・ジョシュア(英国)はジャレル・ミラー(米国)と防衛戦を行う予定だったが、記事ではミラーが試合前に行われたVADA薬物検査で複数の禁止薬物が検出されたことで話題を呼んだ経緯も紹介している。
当時、代わりにアンディ・ルイス(米国)と対戦することになったジョシュアは世紀の番狂わせでタイトルを失っていた。そして、昨年10月のWBSS初戦でIBF・WBA世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)に70秒KO負けを喫したパヤノ―ネリ戦もVADAの検査対象から外れることに。特集では、問題児ネリの“前科”についても触れている。
「ネリは昨秋、2017年8月に日本でシンスケ・ヤマナカを相手にバンタム級タイトルを勝ち取る試みの際、薬物検査で陽性となった問題を含む、続出した過去の問題からボクシング界に復帰した。2018年3月の再戦ではバンタム級の規定を遥かに超えて登場。日本では生涯出場停止処分を受けている」
前座で登場するネリの過去の騒動にも改めて視線を向けている。なぜ、VADAの検査は外れたのか。注目のラスベガス決戦を前に、意外な部分で米メディアの話題を集めている。
(THE ANSWER編集部)