井上尚弥、問題児ネリも候補に? 復活リゴンドーの“行く末”に米メディア興味津々
「ネリに勝てば、リゴンドーの年齢を考慮すれば、かなり感銘的に」
寸評では「元WBCバンタム級王者はドーピングテスト陽性という疑惑を未だ晴らすことができていない。そして、計量でタイトルを失った」と報じている。17年の山中慎介戦の試合前のドーピング検査で陽性反応、昨年3月に再戦した際も前日計量で体重超過を犯し、王座を剥奪された経歴を振り返る一方、「ネリは現時点でメキシコ最高のファイターの1人」と評価。「ネリに勝てば、リゴンドーの年齢を考慮すれば、かなり感銘的なものになる」と分析している。
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そして、最後の5人目に登場したのはWBSSバンタム級大会V本命の井上だった。5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と決勝で激突するが、記事では「誰が優勝しようと、リゴンドーにとっては最も興味をそそる選択肢かもしれない」と分析している。
リゴンドーは13年4月13日、スーパーバンタム級王座統一戦でドネアと激突し、判定勝ちを収めたが、実現すれば因縁の再戦となる一方、「もしイノウエが優勝すれば、驚嘆すべきパワーを1階級上に持ち込み、リゴンドーを真の意味でノックアウトする初の人間になれるか、試す機会になる」と寸評では分析している。
どちらも強すぎる世界王者ゆえに対戦相手の見つからない過去の持ち主。井上にとってはWBSSを制覇すれば、ボクシングファン垂涎のマッチアップの夢も膨らむ。
(THE ANSWER編集部)