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悲劇のデュラントへ― ウッズが魂の金言「みんな同様の状況に置かれた経験がある」

米プロバスケットボールのNBAファイナル第5戦は10日(日本時間11日)、ウォリアーズがラプターズを106-105で下し、2勝3敗とした。王者が意地を見せた一戦で、悲劇の主人公となったのがケビン・デュラントだ。ふくらはぎの故障から約1か月ぶりに戦線復帰した点取り屋は第2クォーター残り9分46秒に右足を負傷。途中交代を余儀なくされた。試合後にはチームのボブ・マイヤーズGMの涙の記者会見が大きな話題を呼んでいたが、ゴルフ界のレジェンドもデュラントへ、熱いエールを送っている。

タイガー・ウッズ【写真:Getty Images】
タイガー・ウッズ【写真:Getty Images】

戦線復帰即負傷のデュラントへ、ウッズがエール

 米プロバスケットボールのNBAファイナル第5戦は10日(日本時間11日)、ウォリアーズがラプターズを106-105で下し、2勝3敗とした。王者が意地を見せた一戦で、悲劇の主人公となったのがケビン・デュラントだ。ふくらはぎの故障から約1か月ぶりに戦線復帰した点取り屋は第2クォーター残り9分46秒に右足を負傷。途中交代を余儀なくされた。試合後にはチームのボブ・マイヤーズGMの涙の記者会見が大きな話題を呼んでいたが、ゴルフ界のレジェンドもデュラントへ、熱いエールを送っている。

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 第2クォーター残り10分を切った場面、サンダー時代の同僚イバカに1対1を仕掛けた直後、デュラントは右足を押さえながらコートに倒れ込んだ。試合後にマイヤーズGMは「ケビンはアキレス腱を故障してしまいました。怪我の具合はわかりません」と語り、涙していた。

 勝利と引き換えの代償は小さくなく今後が心配されるが、米紙「USAトゥデー」によると、タイガー・ウッズもデュラントに同情を示している。

 記事では、デュラントが怪我をしたことを聞くと、ウッズは肩を落とし頷いたと状況を伝えている。そして、こう語ったという。

「悲しかったよ。アスリートとして、みんな同じような状況に置かれた経験を持っている。何か起きたと分かったとき、全く動けず、何もできなくなるというような経験をね。

 自分も同じ状況に置かれていた。自分もアキレス腱を痛めた経験がある。背中も同じだ。だから気持ちがわかるんだよ。最悪な気持ちなんだよ。それに誰もその状況を助けることはできない。それが辛いところだ。彼がリハビリの手順を聞いているか分からないが、最も辛いのは、オフシーズンとリハビリなんだよ」

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