井岡一翔は「危険な敵」 KO率84%パリクテ陣営は終盤戦想定「急がず、辛抱強く…」
ボクシング元世界3階級制覇王者のWBO世界スーパーフライ級2位・井岡一翔(Reason大貴)が、19日に千葉・幕張メッセでWBO同級王座決定戦に臨む。日本人初の4階級制覇に立ちはだかる相手は、同級1位アストン・パリクテ(フィリピン)だ。パリクテ陣営は、井岡戦に向けて「序盤に力を集中的に注ぐことはしない」「急がず、辛抱強く戦う」と終盤戦を想定しているようだ。パリクテの母国・フィリピンの地元紙「ザ・フィリピンスター」の公式サイト「フィルスター.com」が報じている。
「6.19」WBOスーパーフライ級王座決定戦、井岡相手の陣営「勝算75%」
ボクシング元世界3階級制覇王者のWBO世界スーパーフライ級2位・井岡一翔(Reason大貴)が、19日に千葉・幕張メッセでWBO同級王座決定戦に臨む。日本人初の4階級制覇に立ちはだかる相手は、同級1位アストン・パリクテ(フィリピン)だ。パリクテ陣営は、井岡戦に向けて「序盤に力を集中的に注ぐことはしない」「急がず、辛抱強く戦う」と終盤戦を想定しているようだ。パリクテの母国・フィリピンの地元紙「ザ・フィリピンスター」の公式サイト「フィルスター.com」が報じている。
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日本人初の偉業阻止、そして悲願の世界王座獲得へ、パリクテが順調に仕上げてきたようだ。「フィルスター.com」は「アストン・パリクテは勝ち急がない」の見出しで母国の28歳ボクサーの取り組みを紹介している。
25勝(21KO)2敗1分けの28歳は、昨年9月に臨んだドニー・ニエテス(フィリピン)との同王座決定戦で引き分けた。約9か月ぶりに巡ってきた王座獲得のチャンス。KO率84%の強打を持つパリクテについて、記事では「フィニッシャーとして恐ろしい評判を得ている」と紹介しているが、陣営は早期決着を狙わないようだ。
マネージャーのジェイソン・ソーング氏は「イオカは危険な敵のため、序盤に力を集中的に注ぐことはしない」と語ったという。記事では井岡の過去2敗はともに判定決着であることも紹介。また、パリクテ陣営が終盤戦を想定していることを明かしている。
2か月前に勝つ確率は60~75%としたというソーング氏は「私たちは急がず、辛抱強く戦うだろうが、相手が出てきた場合は前に圧力をかける準備はできている。予想はしないが、アストンがベルトを持ち帰ると確信しているよ」と自信を示したという。