サニブラウンを抑えた 「9秒86」全米大学王者は「ライジングスター」と海外絶賛
9月の世界陸上へ自信「僕の大きな願いは母や家族を貧困から救い出すこと」
記事では、目下の活躍を紹介しながら「もっともワクワクするのは、最良の時はこれからかもしれない、ということだ」と称賛。シニアにおける国際経験の少なさゆえに9月の世界選手権(ドーハ)の活躍は未知数とする一方で「ここまでの彼のパフォーマンスを顧みると、彼のチャンスを除外するのは馬鹿げたことだ」とポテンシャルを認めた。
「そして、この22歳には自信がある」とし、本人のコメントを紹介。「僕は(ドーハでの)メダルのことを考えている。そして、その目標に向かって取り組んでいる」と語り、さらに15年に兄、その2年後に父が亡くなったといい、「僕の大きな願いは、お母さんや家族を貧困から救い出すこと。この機会を与えられ、本当に嬉しく思っている」とも話したという。
サニブラウンにとっても、世界選手権、東京五輪へ向け、ライバルの一人となりそうな逸材。ドーハの地で再び、激突することはあるのか。スプリント戦線に楽しみな逸材がまた一人、出現した。
(THE ANSWER編集部)