問題児ネリ、パヤノ戦を世界再挑戦の最終試験に 「WBCのベルトを取り戻す最終段階」
ボクシングの前WBC世界バンタム級王者で同級1位のルイス・ネリ(メキシコ)が7月20日に同4位のフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)とラスベガスで対戦することが決まった。元WBC同級世界王者・山中慎介との2試合でドーピングと体重超過のスキャンダルを起こし、王座剥奪となった問題児は「パヤノ戦はWBCのベルトを取り戻す最終段階だ」と話している。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
7月20日のパヤノ戦へ、ネリが意気込み「ラスベガスで戦うのは夢だった」
ボクシングの前WBC世界バンタム級王者で同級1位のルイス・ネリ(メキシコ)が7月20日に同4位のフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)とラスベガスで対戦する。元WBC同級世界王者・山中慎介との2試合でドーピングと体重超過のスキャンダルを起こし、王座剥奪となった問題児は「パヤノ戦はWBCのベルトを取り戻す最終段階だ」と話している。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
昨年3月の山中戦でバンタム級のリミットを大幅にオーバーする体重超過でタイトルを剥奪されたネリ。復帰後は3連勝で再び世界王者を虎視眈々と狙っているが、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)がキース・サーマン(米国)を挑戦者に迎えるWBA世界ウェルター級タイトルマッチの前座試合に決定。米放送局「FOXスポーツ」のペイ・パー・ビュー(PPV)での生中継が決まっている。
「ラスベガスで戦うということは自分のプロになってからの夢だった。偉大なメキシコのファイターは全員ファイト界の首都で戦ってきた」
聖地ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行われる一戦へ向け、ネリはこう意気込みを語っている。