井上尚弥、決勝の米国開催をDAZN幹部が希望 LAが候補「我々は重要な株主だ」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で決勝進出を決めたWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)。5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)との激突の舞台に注目が集まる中、米国で準決勝を生中継したスポーツチャンネル「DAZN」の幹部が米国開催を熱望。
DAZN北米地区役員はSライト級とのWヘッダー希望「我々の理に適うものだ」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で決勝進出を決めたWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)。5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)との激突の舞台に注目が集まる中、米国で準決勝を生中継したスポーツチャンネル「DAZN」の幹部が米国開催を熱望。「重要な株主として意見する」と語り、「モンスター対フィリピンの閃光」というメガバトル誘致に本腰を入れる姿勢を示している。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」が報じている。
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日本でも「スポーツ界の黒船」と称されたDAZNが井上のキャリア2度目の米国上陸に向け、ついに動き出した。記事によると、DAZN北米地区のジョー・マルコウスキーエグゼクティブ・バイス・プレジデントはニューヨークで会見を行い、WBSSのスーパーライト級とバンタム級の両決勝をダブルヘッダーで米国で開催させたい意向を明らかにしたという。
マルコウスキー氏は「2つの決勝を合同で行うことは我々にとって理に適うものだ。より大きなイベントになる、マーケティング的にも威力を高めるだろう。当然ながら、米国で開催したいという願望がある。事態の推移を見守りたい」と語ったという。
記事では「もし、WBSSの設立者がストリーミングサービス・DAZNというテレビ放送のパートナーの希望を受け入れるとするなら、ロサンゼルスは新たな重大なファイティングカードを開催する舞台に位置づけられる」と報じており、マルコウスキー氏は「我々は重要な株主だ。彼ら(WBSS側)に意見をする」とも語ったという。