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ズベレフのラケット投げに英解説者が持論「破壊したら罰するルールは厳しすぎ」

テニスの4大大会・全仏オープンは28日、男子シングルス1回戦で世界ランク5位アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が同56位ジョン・ミルマン(オーストラリア)を7-6、6-3、2-6、6-7、6-3のフルセットの末に2回戦進出した。初戦から大苦戦した22歳は試合中にラケットを叩きつけるなどストレスが溜まる展開となったが、英解説者は「ラケットを破壊したら罰せられるというルールは、ちょっと厳しすぎる」とテニス界の現状に対し、持論を語っている。

アレクサンダー・ズベレフ【写真:Getty Images】
アレクサンダー・ズベレフ【写真:Getty Images】

第4セット途中にラケット投げ、テニス界の現状に英解説者が言及

 テニスの4大大会・全仏オープンは28日、男子シングルス1回戦で世界ランク5位アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が同56位ジョン・ミルマン(オーストラリア)を7-6、6-3、2-6、6-7、6-3のフルセットの末に2回戦進出した。初戦から大苦戦した22歳は試合中にラケットを叩きつけるなどストレスが溜まる展開となったが、英解説者は「ラケットを破壊したら罰せられるというルールは、ちょっと厳しすぎる」とテニス界の現状に対し、持論を語っている。

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「アレクサンダー・ズベレフの事故の後、テニスの解説者がルール変更を提案」と見出しを打って特集したのは英紙「デイリー・エクスプレス」だった。記事によると、英放送局でズベレフ戦の解説を務めたアンディ・マレー(英国)の元コーチ、マーク・ペッチー氏は第4セット中にズベレフがラケットを投げつけたシーンについてのコメントを紹介している。

 同氏は「叩きつけたというより投げたという方が近いので、彼はコードバイオレーションを免れるでしょう」とした上で「私はラケットを破壊したら罰せられるというルールは、ちょっと厳しすぎるものだといまだに思っています」と持論を展開した。

「情熱が欲しい、感情が欲しい、これがすべてなのだというところを見せろ…その上で感情がないかのように振る舞うことが要求されます」とプレーへの情熱を求められながら、それを外に表現することができにくいテニス選手の特性について言及した。

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