井上尚弥とSバンタム級で再戦希望 ロドリゲス陣営が青写真明かす「3部作になるかも」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でWBA王者・井上尚弥(大橋)はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を2回TKOで下した。20戦目にして初黒星を喫した元無敗王者ロドリゲスのプロモーターはスーパーバンタム級で井上との再戦を希望。「3部作になるかもしれない」と雪辱に燃えている。プエルトリコ地元紙「プリメイラ・オラ」が報じている。
今年中にバンタム級で復帰、プロモーター「イノウエとは122ポンドで再戦を」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でWBA王者・井上尚弥(大橋)はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を2回TKOで下した。20戦目にして初黒星を喫した元無敗王者ロドリゲスのプロモーターはスーパーバンタム級で井上との再戦を希望。「3部作になるかもしれない」と雪辱に燃えている。プエルトリコ地元紙「プリメイラ・オラ」が報じている。
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事実上の決勝と呼ばれたグラスゴー決戦で、カリブの無敗王者はモンスター相手に打ち合いに出た。ロドリゲスは1ラウンドこそ互角な展開だったが、2ラウンドに井上の猛攻に屈し、3度のダウンを喫した。しかし、259秒の悪夢を見たロドリゲス陣営は、このまま黙って引き下がるつもりはないようだ。
記事によると、プロモーターのフアン・オレンゴ氏は「2020年にマニー(ロドリゲスの愛称)は再び世界王者になるだろう。今のところは118ポンド(バンタム級)に留まる。今年に再起戦に出る。ファイトせずに年越しすることはない」と明かし、年内中にバンタム級で復活のリングに上がるという。
IBF王座をモンスターに奪われたが、同氏は「勝利したのはイノウエだが、それ以外の部分でマニーはこの上ない状況だった。彼がベストを尽くしたことを我々は知っているが、今回はできなかった。イノウエとは122ポンドで再び相まみえたい。3部作になるかもしれないじゃないか」と話したという。
井上とは1階級上のスーパーバンタム級で再戦を誓い、次戦で復活を飾り、五分五分にした時点でモンスターと3試合目を戦うという青写真を披露。果たして、将来、モンスターと拳を交える日は来るのか。
(THE ANSWER編集部)