井上尚弥獲りはWBSS後か トップランク社の動向に米脚光「すでに契約確定と誤解を…」
アラム氏「ドネアとの戦いが控えている。その後、どうなるか見てみよう」
特集では、アラム氏はベルファストですでにWBSSバンタム級初戦で腰痛で途中棄権を余儀なくされた元WBAスーパー王者ライアン・バーネット(英国)と契約を結び、大会後にモンスターとの対決構想を明かしていた経緯を紹介。「2週間前の(アラム氏の)コメントとはかけ離れている。トップランクは陣営に日本の天才的タレントを加えることになると主張していた」と報じている。
WBOウェルター級世界王者テレンス・クロフォード(米国)ら猛者を擁する同社にとっても、日本のモンスター獲りは悲願だという。
クルーザー級世界王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)、スーパーミドル世界級王者カラム・スミス(英国)の昨年のWBSS覇者はエディ・ハーン氏がプロモーターを務める「マッチルーム」と契約を結び、スポーツチャンネル「DAZN」を舞台に活躍。WBSS準決勝も米国ではDAZNで配信された一方、トップランク社は米スポーツチャンネル「ESPN」と契約を結んでいる。
記事では「トップランク幹部を思いとどまらせるものは何もない。躍進するスーパースターを獲得するための勧誘を2年間も費やしてきたのだ」と報じ、アラム氏は「ノニト・ドネアとの戦いが控えている。その後、どうなるか見てみよう」とも語ったという。いずれにしても井上が高い評価を受けていることは間違いない。今後の動向に注目が集まる。
(THE ANSWER編集部)