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井上尚弥獲りはWBSS後か トップランク社の動向に米脚光「すでに契約確定と誤解を…」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でWBA王者・井上尚弥(大橋)はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を2回TKOで下した。権威ある米専門誌「リング」選定のパウンド・フォー・パウンド(PFP)でキャリア最高の4位に入るなど、海外で一気に名声を高めたモンスターとの契約を熱望しているのはトップランク社のボブ・アラム氏。米メディアでは井上狂想曲の高まりから「モンスターに対する熱意が誤解を…」と報じている。

WBSS決勝進出を決めた井上尚弥【写真:Getty Images】
WBSS決勝進出を決めた井上尚弥【写真:Getty Images】

契約が注目されるトップランク社、WBSS大会後に井上陣営との会談希望を明かす

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でWBA王者・井上尚弥(大橋)はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を2回TKOで下した。権威ある米専門誌「リング」選定のパウンド・フォー・パウンド(PFP)でキャリア最高の4位に入るなど、海外で一気に名声を高めたモンスターとの契約を熱望しているのはトップランク社のボブ・アラム氏。米メディアでは井上狂想曲の高まりから「モンスターに対する熱意が誤解を…」と報じている。

「アラム:我々はWBSS後、ナオヤ・イノウエ陣営と会談を希望する」と特集したのは、米メディア「ボクシングシーン.com」だった。

 元WBO世界スーパーフェザー級世界王者・伊藤雅雪(横浜光)、元WBA世界ミドル級世界王者・村田諒太(帝拳)という日本人選手の海外での活躍をサポートしてきた名物プロモーターのアラム氏。井上に対する高い評価を隠そうとしなかったが、モンスター愛が“誤解”を広げているという。

「このトップランクのスタッフは喜んで、長きにわたるナオヤ・イノウエの追求を辛抱強く続けているが、大物となったモンスターの契約がすでに確定したと誤って認識されている」

 記事ではこう報じている。アラム氏は「次のファイトが終わった後に彼らの陣営と話し合いたい。そこから先に進みたい」と話し、正式交渉はWBSS決勝後と主張している。

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