井上尚弥の衝撃はワイルダーの“126秒失神KO”以上!? リング誌編集長が強調する理由
「彼のような爆発的な興奮を呼び起こすファイターはワイルダーの他にはいない」
同誌選定のパウンド・フォー・パウンド最新版で7位から4位にジャンプアップした井上を、フィッシャー編集長はこう評価していた。
「そして、彼のような爆発的な興奮を呼び起こすファイターは他にいない。デオンテイ・ワイルダーを除いては」
ワイルダーは19日の同級4位ドミニク・ブレアジール(米国)に初回KO勝利で、9度目の防衛に成功したばかり。この試合では初回2分過ぎに戦慄の右ストレート一発で挑戦者を失神させていた。
だが、フィッシャー編集長は一言加えることを忘れなかった。「私の考えでは、イノウエはより優れた対戦相手に対してやってのける」と、ロドリゲスとブレアジールという対戦相手のクオリティに差があったと指摘している。
強い印象を残した井上のKO劇。「ボクシングの聖書」と呼ばれるリング誌で、井上は「KO・オブ・ザ・イヤー」の2連覇の偉業を達成するのか。その可能性は十分だ。
(THE ANSWER編集部)