井上尚弥のKOを英記者陣はどう見た? 敵の戦略ミス指摘「結末は1つしかなかった」
259秒で英ファン増えた? バイロン記者「会場外でみんな称賛を口に」
さらに、同記者は「この階級におけるパワーは恐ろしく、それこそが彼がKOショーを続けながら様々なファンを獲得し続けている要因だ。WBSS決勝が待ち切れない。ノニト・ドネアにとっては厳しい夜になるだろう!」と“井上愛”を見せ、決勝で激突するドネアは苦戦必至と分析していた。
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クリス・ウィリアムソン記者は「日本の破壊兵器」と形容。何発か左フックをわずかに狙いを外しながら圧倒したことに触れながら「もし試合の夜ベストな状態でなかったのであれば、彼は間違いなく世界で最も危険な男だ」とし、ルーク・ウィリアムズ記者は「彼は輝けるファイター。あまりに破壊的で、あまりに抜け目なく、あまりに冷静沈着。英国の地で彼のパフォーマンスを観られたことは栄誉だ」と絶賛した。
これにルーク・バイロン記者も同調。「大盛り上がりのグラスゴーの観衆の心を満たすショーを見せた。彼は全員の期待に応え、会場の外ではみんな彼への称賛を口にしていた。そしてこの英国でかなりのサポーターを獲得したように見えた」と語り、圧巻のパフォーマンスでモンスターファンは拡大したと見ている。
アダム・コックス記者は「イノウエはまたしても自分が世界最強のボクサーに値する権利を主張した。現在ボクシング界で最も爆発的で最も人々を楽しませてくれるボクサーと言って間違いないだろう。彼の蹂躙ぶりは富士山でゴジラが暴れているかのようだ」と独特表現で称えた。わずか259秒で英国の識者の心もがっちりと鷲掴みにしたようだ。
(THE ANSWER編集部)