井上尚弥の衝撃は10年前のパッキャオ伝説KOと同格 米記者絶賛「全てが信じられない」
10年前に左一撃で失神させた「KO・オブ・ザ・イヤー」と同格
試合を改めて振り返り、パッキャオが演じた伝説KOに並んだと評した。パッキャオは09年にスーパーライト級転向初戦で同級無敗で「殺し屋」の異名を取ったリッキー・ハットン(英国)を2回終了間際にカウンターの左一撃で失神KO。前評判では苦戦も予想された一戦でリング誌の「KO・オブ・ザ・イヤー」に選出される圧勝を演じ、今なおファンの語り草の一つになっている。
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同記者はライブで観た試合では井上戦がそんな伝説的な試合に匹敵し、フォロワーからの「マニー(パッキャオ)のKOのレベルにはない。ハットンは死んだように見えた」というコメントに対しても「分かってるよ。KOを比べているのではなく、パフォーマンスを比べているんだ」と主張。KOの衝撃度ではなく、井上がリングで見せたパフォーマンスを高く評価しているようだ。
バンタム級転向後、世界王者3人を計4ラウンドでキャンバスに沈めてきた井上。目の肥えた専門誌記者もパッキャオと並ぶインパクトを感じ取っている。果たして、ここからどんな驚きのKOを演じてくれるのか。ボクシングファンの興味は尽きない。
(THE ANSWER編集部)