井上尚弥の衝撃は10年前のパッキャオ伝説KOと同格 米記者絶賛「全てが信じられない」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を259秒KOで下したWBA王者・井上尚弥(大橋)。衝撃的な圧勝は海外記者も驚かせたが、権威ある米専門誌「リング」記者は生観戦した試合において、6階級王者マニー・パッキャオ(フィリピン)の伝説のKO劇に比肩すると持論を説いている。
パッキャオの伝説ハットン戦と比肩、リング誌記者「偉大なイノウエが並んだ」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を259秒KOで下したWBA王者・井上尚弥(大橋)。衝撃的な圧勝は海外記者も驚かせたが、権威ある米専門誌「リング」記者は生観戦した試合において、6階級王者マニー・パッキャオ(フィリピン)の伝説のKO劇に比肩すると持論を説いている。
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誰が見ても強い。井上の強さばかりが際立つ259秒だった。2回に一気に3度のダウンを奪い、ロドリゲスは戦意喪失。事実上の決勝といわれた一戦は瞬く間に終了してしまった。これに反応したのが、リング誌の記者を務めるトム・グレイ氏だ。試合翌日、自身のツイッターにこうつづっている。
「この夜を終えた後の朝を迎えるまで、今までライブで観た中で最も眩しいほどのとんでもないパフォーマンスは、パッキャオがハットンをKOしたものだった。偉大なイノウエはそれに並んだ。規格外のパワーと、それをもたらすスピード、テクニック、そして完璧なタイミング。これらすべてがただただ信じられない! 『The Ring(Magazine)』のチャンピオンに相応しい!」