クラブ関係者も騒然…178cm大学ガードの跳躍力 Bリーグドラフト候補にいた“身体能力オバケ”
バスケットボールのBリーグは18日、来年1月29日に行われるドラフトの志望選手を対象とした「Bリーグドラフト2026コンバイン」を都内で開催した。各クラブのGMらが集まる中、55人の選手が参加。スキルテストやスクリメージなどを通して、アピールを行った。身体能力を測るテスティングで存在感を放ったのが河野圭佑(江戸川大)。助走なしの垂直跳びでは驚異の94センチを記録した。

B.LEAGUE DRAFT 2026 COMBINE
バスケットボールのBリーグは18日、来年1月29日に行われるドラフトの志望選手を対象とした「Bリーグドラフト2026コンバイン」を都内で開催した。各クラブのGMらが集まる中、55人の選手が参加。スキルテストやスクリメージなどを通して、アピールを行った。身体能力を測るテスティングで存在感を放ったのが河野圭佑(江戸川大)。助走なしの垂直跳びでは驚異の94センチを記録した。
抜群の跳躍力に、報道陣、視察に来ていたクラブ関係者がざわついた。身長178センチ、体重82キロの河野は垂直跳び(助走なし)で94センチをマーク。2位に実に13センチ差をつけてのダントツだった。Bリーグ現役選手の1日時点の数値を見ても、トップは青木龍史(福岡)の85センチ。河野は「ジャンプ力やスピードでアピールできたのはすごく良かった」とホッとした表情で汗を拭った。
助走ありの垂直跳び(98センチ)、3/4スプリント(2.92秒)でも55人中トップ。Figure8ホップテスト右(7.83秒)、Figure8ホップテスト左(7.73秒)、プロレーンドリル(10.78秒)、レーンシャトルドリル(2.38秒)と9項目中7項目でトップ10入りを果たした。「トレーニングを本当に高校からずっと積み重ねてきたので、自信はあった」。上背はないが、ダンクもできる“身体能力オバケ”だ。

神奈川出身の22歳で、左利きのPG/SGだ。東海大相模高から江戸川大に進学。関東大学バスケットボール連盟の2部に所属しており、決して注目度が高いとは言えない。「存在を発揮して知ってもらうという最高の舞台に立たせてもらったことにも感謝して、まだ終わったわけじゃないのでドラフトに向けてまた準備していきたい」。来年1月29日のドラフト当日まで、できる限りの努力を誓った。
「自分はチームの中心となって目立てるような選手ではないと思っているので、泥臭いところ、まずディフェンスをチームで一番ハッスルして、そこからブレーク(速攻)に繋げられるような選手になりたい」。憧れの選手は東海大時代から追っているという大阪エヴェッサの坂本聖芽。同じ舞台に立てるよう、さらに高く、遠くへと跳躍する。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
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