今度こそ井上尚弥と激突か アンカハスが昇級なら…地元紙「対戦の可能性ある」
対戦実現なら…「イノウエの過去の対戦相手はアンカハスに及ばない」
記事ではこう伝えている。スーパーフライ級時代には、井上に対してメディアを通じて何度も挑戦状を叩きつけながらも、結局はモンスター陣営からの対戦要求には応じなかった。過去には英ラジオ局「トークスポーツ」でも、「統一戦に挑まなかった2人のスーパーフライ級王者こそが、フィリピン人のジェルウィン・アンカハスとバーミンガム出身のカリド・ヤファイだ」と断罪。井上から逃げたという事実が、海外メディアにまで注目されていた。
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井上は準決勝に勝てばドネアとの決勝戦に挑むが、「WBSSバンタム級大会の優勝者が誰であろうが、アンカハスにとっても最大の標的となる」と予想している。
また記事によると、フィリピンのボクシングファンの間でも、井上の圧倒的な強さは知れ渡っているという。「アンカハスとイノウエ戦についてのソーシャルメディアでの議論においても、日本人は勝利の大本命に浮かび上がる。それは理解できる。イノウエはより高いKO率を誇り、体重も上だ」とすでに両者の対決が議論の的となっている。
だが、モンスターから散々逃げてきたアンカハスに勝機はあるともしている。
「その階級で地位を築いた世界王者であるアンカハスのような相手と対戦したことはないと言える。イノウエの対戦相手のほとんどの記録において、アンカハスに及ばない。5月のWBSS準決勝でも井上をロドリゲスが倒すチャンスもあるとここで言及する」と特集では自国の王者をプッシュしている。
実際に圧倒的な強さで7度目の防衛を果たし、いよいよバンタム級昇格が近づくプリティボーイ。今度こそ、井上と同じリングに上がることになるのだろうか。18日のグラスゴー決戦には多方面から視線が注がれることになりそうだ。
(THE ANSWER編集部)