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死角なし? 「カネロの倒し方」を米特集、名トレーナー8人が持論「明らかなのは…」

ボクシングにおいて、世界最強の呼び声も高い“カネロ”こと、WBAスーパー&WBCのミドル級統一王者サウル・アルバレス(メキシコ)。4日(日本時間5日)にはIBF世界王者ダニエル・ジェイコブス(米国)とのミドル級王座統一戦に挑む。54戦51勝の最強王者に死角はあるのか。ジェイコブスの母国、米スポーツ専門局「ESPN」は「カネロの倒し方」と題し、ボクシング界の名トレーナーに独自の攻略法を直撃するという企画を展開している。

カネロ・アルバレス【写真:Getty Images】
カネロ・アルバレス【写真:Getty Images】

死角はあるのか、週末のカネロ―ジェイコブス戦を前にESPNが特集

 ボクシングにおいて、世界最強の呼び声も高い“カネロ”こと、WBAスーパー&WBCのミドル級統一王者サウル・アルバレス(メキシコ)。4日(日本時間5日)にはIBF世界王者ダニエル・ジェイコブス(米国)とのミドル級王座統一戦に挑む。54戦51勝の最強王者に死角はあるのか。ジェイコブスの母国、米スポーツ専門局「ESPN」は「カネロの倒し方」と題し、ボクシング界の名トレーナーに独自の攻略法を直撃するという企画を展開している。

 8人登場した名トレーナーの冒頭に取り上げられたのは、かつてマニー・パッキャオ(フィリピン)らを育てたフレディ・ローチ氏だ。同氏は「ジェイコブスにはリーチの優位性があり、彼はとても良いボクサーだ。この試合ではジェイコブスはより攻撃的に行かなければいけない」と指摘した。

 その上で「私だったら、カネロをロープに追い詰め、彼を後退させるだろう。なぜならカネロはとても強い男だからだ。間違いなくインサイドはカネロに分がある」と分析。一方、ジェイコブスの課題を挙げているのは元WBA・IBF統一世界ヘビー級王者のマイケル・モーラー(米国)らを育てたテディ・アトラス氏だ。

「明らかなのは、ジェイコブスはレンジをコントロールしなければいけないということ。アウトサイドでは圧倒しなければいけない。足を使い、ジャブを打って、スマートにファイトしなければいけない」とカネロと対峙する上で注意点を挙げながら、ジェイコブスの傾向について言及している。

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