なぜドネアは輝き続けられるのか 78歳の名伯楽も驚愕「今まで出会った王者の中で…」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でWBAスーパー王者のノニト・ドネア(フィリピン)がWBO同級5位ステフォン・ヤング(米国)に6回KO勝ち。決勝進出を決めた。もう一方のセミファイナル(18日、スコットランド・グラスゴー)で井上尚弥(大橋)が勝てば夢の対決が実現する。ドネアのトレーナーは、36歳にしてなお輝き続けられる理由を明かしている。
WBSS決勝に駒を進めたドネア、米メディアが強さの秘密を紐解く
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でWBAスーパー王者のノニト・ドネア(フィリピン)がWBO同級5位ステフォン・ヤング(米国)に6回KO勝ち。決勝進出を決めた。もう一方のセミファイナル(18日、スコットランド・グラスゴー)で井上尚弥(大橋)が勝てば夢の対決が実現する。ドネアのトレーナーは、36歳にしてなお輝き続けられる理由を明かしている。
左フック一発でヤングを失神させたドネア。“フィリピンの閃光”の異名に相応しい、その強烈な左のキラーブローには衰えの色は見えない。
36歳にしてなお一戦に立ち続けるドネアのファイトスタイルについて、ベテラントレーナーのアダムス氏は米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」に対してこう語っている。
「私はボクシング界に長い間いる」と、数多くのオリンピアンや世界チャンピオンを育てた78歳の名伯楽は話し、「しかし、今まで出会ったチャンピオンの中で、彼は最もハードワークする男だ」と語ったという。
アダムス氏とは昨年11月のWBSS初戦の前からコンビを組み始めた。まだ半年に過ぎないが、ドネアのある姿勢には舌を巻いている。