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高校生スケーター白井空良が世界王者! ブレイキンはTAISUKEが初代王者

神奈川県寒川町を舞台に開催されていたストリートスポーツの世界大会「ARK LEAGUE 2019」は29日、大会最終日を迎え、スケートボードの「SKATE ARK」とブレイキンの「BREAK ARK」の決勝が行われた。「SKATE ARK」では高校生スケーターの白井空良、「BREAK ARK」ではオーガナイザーのTAISUKEが見事、頂点を極めた。

白井空良【写真:荒川祐史】
白井空良【写真:荒川祐史】

「ARK LEAGUE 2019」最終日に日本人選手がハイレベルな戦い披露

 神奈川県寒川町を舞台に開催されていたストリートスポーツの世界大会「ARK LEAGUE 2019」は29日、大会最終日を迎え、スケートボードの「SKATE ARK」とブレイキンの「BREAK ARK」の決勝が行われた。「SKATE ARK」では高校生スケーターの白井空良、「BREAK ARK」ではオーガナイザーのTAISUKEが見事、頂点を極めた。

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 さむかわ中央公園にあるシンコースポーツ寒川アリーナに設置されたオリジナルコースで行われた「SKATE ARK」決勝。前日の準決勝を勝ち抜いた9選手が3名ずつ3グループ(ヒート)に分かれたが、ヒート2に組み分けされた池田大亮が負傷欠場したため、実質8選手による決勝に。スケーターは各自45秒のソロランを2度(どちらかのベストスコア)、3分間のジャムセッション、1回のベストトリックの合計点で順位を争った。手すりや階段などが配されたストリートコースを使って、ヒート1からハイレベルなパフォーマンスが次々飛び出したが、圧巻だったのは準決勝をトップ3で通過した3人が登場したヒート3だった。

 アルゼンチンからの招待選手、マティアス・デル・オリオ、ダムナムジャパンで2連覇中の高校生スケーターの白井空良、FISE広島で3位に入賞した青木勇貴斗が、ソロランではそれぞれが30点を超える高得点をマーク。ジャムセッションでも手すりやレースを使った大技を決めるなど、会場に集まった観客を大いに盛り上げた。一歩も譲らぬ接戦の末、見事優勝したのは、2020年の東京五輪出場が期待される白井。2位は青木、3位はデル・オリオとなった。

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