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東大・秋吉拓真 “2度目の箱根”視界に 予選会好走、ルール変更で好機「区間賞相当に挑戦」

第102回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)の予選会が18日、東京・陸上自衛隊立川駐屯地─立川市街地─国営昭和記念公園で行われた。今年、関東学生連合の8区を走った東大の秋吉拓真(4年)は1時間2分12秒で日本人5位。昨年までは、関東学生連合で出場できるのは1回だったが、編成方法の変更により2回まで可能になった。2年連続の出場が現実的になり、「区間賞相当のところにも果敢に挑戦したい」と夢舞台を見据えた。

予選会で日本人5位となった東大の秋吉拓真【写真:徳原隆元】
予選会で日本人5位となった東大の秋吉拓真【写真:徳原隆元】

来年1月2、3日に第102回大会

 第102回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)の予選会が18日、東京・陸上自衛隊立川駐屯地─立川市街地─国営昭和記念公園で行われた。今年、関東学生連合の8区を走った東大の秋吉拓真(4年)は1時間2分12秒で日本人5位。昨年までは、関東学生連合で出場できるのは1回だったが、編成方法の変更により2回まで可能になった。2年連続の出場が現実的になり、「区間賞相当のところにも果敢に挑戦したい」と夢舞台を見据えた。

 淡青のユニホームが箱根路に戻ってくる。

 499人が出場した予選会。「体の動きは良い」。秋吉は留学生たちで形成された集団の1つ後ろ、第2集団で並み居る強豪校のランナーを引っ張った。後半も粘り、1時間2分12秒の全体12位、日本人5位でゴール。「ある程度は理想のレースができて、課題だった後半も粘れた。先頭を走る景色に気分もすごく上がって、良い流れで走れた」。レース後、仲間の手で3度宙を舞った東大生ランナーは笑顔が弾けた。

 前回の箱根駅伝。関東学生連合の8区を任された秋吉は、区間7位相当と堂々の走りを見せた。タスキを受け取った平塚中継所は人で溢れかえり、その光景に衝撃を受けた。「最初で最後の箱根駅伝というつもりだった」。しかし、今年6月に吉報が届いた。

 予選会で10位以内に入れなかった大学の選手で形成される関東学生連合。従来は同チームで箱根駅伝に出場できるのは1回のみだった。それが編成方法の変更により、2回まで可能に。「たまたまですけど、このタイミングでルールが変わって、もう1回チャンスが得られたので、なんていうか……本当に幸運だと思う」と嬉しそうに話す。

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