渋野日向子、首位発進で本音「もっと早く行けば…」 不調のパットに光、科学の力は「予想以上。明日も期待」

効果てき面のパットで本音「もっと、早く行けばよかった」
この日は18ホールで25パット。パット数では全体3位の結果を出し、記者から「効果てき面では?」と問われると、「めっちゃ、ある」と即答。本音もこぼした。
「予想以上。自分でもビックリしています。これをしっかり続けていければいい方向にいけるんじゃないかなと思うので、しっかりやりきりたいなと思うような結果が残ってくれましたね。前は5メートルでもバーディーチャンスと思えなかったのに……。もっと、早く行けば良かった」
振り返ると、渋野の初日首位は23年スコットランドオープンのみで、6勝している国内ツアーでは初めて。そして、首位に立ったのは、最後に優勝した21年樋口久子・三菱電機レディス以来、約4年ぶりだ。
「自分でもビックリしています。どうしていいのか分からない(笑)」
バーディーラッシュで日本のギャラリーを沸かせたことについて、「久しぶりですね」の問いかけには「そういうことを言わないでくださいよ~」と苦笑いしつつ、「(声援が)すごくパワーになりました」と感謝を口にした。
ただ、初日を終えたばかり。本人も「明日はどうなるか分からない」と言ったが、「すごく手応えは感じた」という。
「明日以降もこういうゴルフができるように頑張りたいし、『まだまだ伸びしろたくさんだな』って前向きに思えるゴルフが久々にできて良かったです。まだ2日あるから本当に何が起こるか分からない自分ですけど、チャンスはつかみたいです」
先の目標は「真の復活」であり、来季米ツアーの出場権を確保すること。そのきっかけは日本でつかんで、ギャラリーを喜ばせたい。だからこそ、渋野は言った。「明日も期待です」。自分に向けて、ファンに向けてのメッセージだった。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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