井上尚弥、WBSS優勝ならPFP1位昇格も 米メディア予想「全盛期はまだかもしれない」
ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は5月18日にスコットランド・グラスゴーで行われるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦する。米ボクシング専門メディアが発表した最新版のパウンド・フォー・パウンド(PFP)では「8位」にランク付けされるモンスターだが、WBSSで優勝すれば「年末にはPFPトップも」と予想している。
最新PFP8位も…今後次第で米メディアはトップ昇格の可能性伝える
ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は5月18日にスコットランド・グラスゴーで行われるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦する。米ボクシング専門メディアが発表した最新版のパウンド・フォー・パウンド(PFP)では「8位」にランク付けされるモンスターだが、WBSSで優勝すれば「年末にはPFPトップも」と予想している。
最新版のPFPを発表したのは米メディア「ボクシングシーン.com」だった。トップには2度目の防衛を飾ったWBO世界ウエルター王者のテレンス・クロフォード(米国)が選出される中、井上は8位となった。
寸評では「イノウエはプロのキャリアをスタート直後からセンセーショナルであり続けた」と全勝中の3階級制覇王者はこう称賛。そして、バンタム級ではさらに凄まじい猛威を振るっていることも伝えている。
「今バンタム級で戦っているが、未来の対戦相手にとって恐ろしいことはイノウエはまだ全盛期に差し掛かったに過ぎないのかもしれないということだ。
モンスターと呼ばれた男の118ポンド(約53.5キロ)のデビュー戦はマクドネル戦だった。圧倒的な本命だったイノウエだが、1ラウンドKOは感銘的だった。マクドネルはそれまで一度もKOされたことがなかったからだ。パヤノもそうだった。イノウエはどちらも2分足らずでKOしているのだ」