相手のスマッシュを… ナダルの“超速フォアハンド”に海外騒然「凄くないか?」
男子テニスのモンテカルロ・マスターズは19日、シングルス準々決勝で世界ランク2位ラファエル・ナダル(スペイン)が同35位のグイド・ペジャ(アルゼンチン)に7-6、6-3でストレート勝ち。5年連続4強を決めた。クレーシーズン初戦で「赤土の王者」らしい強さを発揮したが、第2セットには相手のスマッシュを読み切り、凄まじい速度のフォアハンドでポイントを奪うスーパーショットを炸裂。
相手のスマッシュを読み切り、痛烈パッシングショットに脚光「素晴らしすぎる」
男子テニスのモンテカルロ・マスターズは19日、シングルス準々決勝で世界ランク2位ラファエル・ナダル(スペイン)が同35位のグイド・ペジャ(アルゼンチン)に7-6、6-3でストレート勝ち。5年連続4強を決めた。クレーシーズン初戦で「赤土の王者」らしい強さを発揮したが、第2セットには相手のスマッシュを読み切り、凄まじい速度のフォアハンドでポイントを奪うスーパーショットを炸裂。海外メディアが動画付きで公開し、海外ファンを「凄くないか?」「どうやって?」と騒然とさせている。
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これぞ、「赤土の王者」だ。モンテカルロのファンを熱狂させたのは第2セット、ナダルがワンセットアップで迎えた第5ゲームだった。
相手のサービスをリターンしたナダル。続けて、バックサイドを強烈に突かれ、なんとか追いついたが、返すだけとなった。山なりのチャンスボールがペジャのもとへ上がる。ネット際に前進していたペジャは、余裕をもってワンバウンドさせると、思い切りスマッシュをかました。ナダルにとっては絶体絶命、そう思った次の瞬間だった。
ナダルは相手の動きを読み、中央からフォアサイドに走る。そして、強烈な一撃に追いつくと、渾身のフォアハンドを一閃。勝負を決めたはずのペラの脇を抜き、逆にポイントを奪ってみせたのだ。信じられない反応から放ったパッシングショットに会場も騒然。割れんばかりの歓声が降り注ぎ、ナダルも思わずガッツポーズが飛び出した。